2006年 04月 09日
29.『レアル・ザ・ムービー』 |
この映画に期待するものは、まずなかった。でも、マドリーを応援している以上観に行かない訳にいかない。始まってすぐ、選手紹介があるのだが、やっぱり時期遅れ感がある。移籍していない選手多数。移籍はしていないが戦力構想から外れてしまっている選手、そして、昨年ルシェンブルゴ監督も成績不振から辞任し、この銀河系集団を創り上げて、この作品でも、クラシコのチケットの割り振りで悩むペレス会長も辞任してしまった。やはり、出来上がってすぐに上映すべきだったのだ。
私が行った映画館では、15時半から、1日3回上映ということでした。1回目は、7割程度のお客の入りでした。(2回目の上映はそんなに人がいないようです。待っている人が5,6人くらいでした。)男性の方が少し多いくらいで、思ったより●ッ○ム・ギャルがいないようです。その前に生息していたイルハンを追っかけていた生き物が絶滅したように、かなり減ってきているようです。というか本来のベッカム選手のプレーが好きなファンだけになってきたと思います。(私の推測ですが、もともとサッカーに興味がなかった生き物だったので、後にヨン様に寄生したり、隣国の映画に生息地を求めたのかもしれません。)
いろんな国のマドリーのファンのエピソードを入れながら、レアル・マドリードと宿敵バルセロナとの決戦、クラシコでの勝利を描いたものです。その最初のエピソードが舞台が日本、なんと●ッ○ム・ギャルを描いたもので、出演者たちは、外国の作品に出るということで、理性とか感性が麻痺してしまってああいう演技になってしまったかもしれないが、見ている人たちが恥ずかしくなってしまうほどの内容です。作品自体いいデキではないのですが、このエピソードは群を抜いてデキが悪いというか、正直”こんなものいらない”である。やはり時期ハズレなのである。
しかも、このエピソードだけがお笑いネタなのだ。ベッカム選手のヘアー・スタイルを真似したり、「俺とベッカムどっちが好きなんだ?」って、彼女に聞いたりして、おいおいやっちゃったな、言っちゃったなって、情けなくなってしまった。だいたいヘンテコな日本語のTシャツ着せられている着ている時点で、情けなかった。
この最悪の時点から他のエピソードを見せられるので、他の内容がよく見えてしまう。アメリカでは、女子のサッカー選手が怪我から復帰するもの。ベネズエラ編では、実際に起こったマドリーの名選手ディ・ステファノの誘拐事件を起こした親と子、孫の和解を。セネガルでは、テレビを持っていない親が数10キロ離れたところで試合を見て、試合内容をサッカー好きの息子に話し、勉強嫌いな息子をサッカースクールに連れて行くもの。マドリードでは、年間指定席で夫婦で見ていたが、夫が病気になってしまい、一人で観戦し、夫に試合内容を聞かせていた。しかしある日、試合後家に帰ってみると、夫が息を引き取っていたというもの。
●ッ○ムが好きな人のエピソードの日本編以外は、サッカーが好きな人たちのエピソードなんです。それはそれなりに描いていると思うのですが、それと何かとマドリーに結び付けているのが、微妙。まぁ、『レアル・ザ・ムービー』なんだから、仕方がないですが。ただ、私が見たいのは、”レアル・ザ・サポーター”ではなく、”レアル・ザ・プレイヤー”なのだ。試合前の緊張した姿、ハーフタイム中、試合後の姿、名場面だったのに・・・・。
私が行った映画館では、15時半から、1日3回上映ということでした。1回目は、7割程度のお客の入りでした。(2回目の上映はそんなに人がいないようです。待っている人が5,6人くらいでした。)男性の方が少し多いくらいで、思ったより●ッ○ム・ギャルがいないようです。その前に生息していたイルハンを追っかけていた生き物が絶滅したように、かなり減ってきているようです。というか本来のベッカム選手のプレーが好きなファンだけになってきたと思います。(私の推測ですが、もともとサッカーに興味がなかった生き物だったので、後にヨン様に寄生したり、隣国の映画に生息地を求めたのかもしれません。)
いろんな国のマドリーのファンのエピソードを入れながら、レアル・マドリードと宿敵バルセロナとの決戦、クラシコでの勝利を描いたものです。その最初のエピソードが舞台が日本、なんと●ッ○ム・ギャルを描いたもので、出演者たちは、外国の作品に出るということで、理性とか感性が麻痺してしまってああいう演技になってしまったかもしれないが、見ている人たちが恥ずかしくなってしまうほどの内容です。作品自体いいデキではないのですが、このエピソードは群を抜いてデキが悪いというか、正直”こんなものいらない”である。やはり時期ハズレなのである。
しかも、このエピソードだけがお笑いネタなのだ。ベッカム選手のヘアー・スタイルを真似したり、「俺とベッカムどっちが好きなんだ?」って、彼女に聞いたりして、おいおいやっちゃったな、言っちゃったなって、情けなくなってしまった。だいたいヘンテコな日本語のTシャツ
この最悪の時点から他のエピソードを見せられるので、他の内容がよく見えてしまう。アメリカでは、女子のサッカー選手が怪我から復帰するもの。ベネズエラ編では、実際に起こったマドリーの名選手ディ・ステファノの誘拐事件を起こした親と子、孫の和解を。セネガルでは、テレビを持っていない親が数10キロ離れたところで試合を見て、試合内容をサッカー好きの息子に話し、勉強嫌いな息子をサッカースクールに連れて行くもの。マドリードでは、年間指定席で夫婦で見ていたが、夫が病気になってしまい、一人で観戦し、夫に試合内容を聞かせていた。しかしある日、試合後家に帰ってみると、夫が息を引き取っていたというもの。
●ッ○ムが好きな人のエピソードの日本編以外は、サッカーが好きな人たちのエピソードなんです。それはそれなりに描いていると思うのですが、それと何かとマドリーに結び付けているのが、微妙。まぁ、『レアル・ザ・ムービー』なんだから、仕方がないですが。ただ、私が見たいのは、”レアル・ザ・サポーター”ではなく、”レアル・ザ・プレイヤー”なのだ。試合前の緊張した姿、ハーフタイム中、試合後の姿、名場面だったのに・・・・。
by tandem-hachi
| 2006-04-09 11:03
| 映画