2006年 01月 24日
7.『スパングリッシュ』 |
題名は『スパングリッシュ』って、スパニッシュとイングリッシュの造語なんだろうな。母国語がスペイン語の人たちが話す英語のことでしょうか?あまり期待してなかったんだけれど、面白いし、感動させてくれるし、気持ちのいい作品でした。
主演は、パス・ヴェガ、アダム・サンドラー、ティア・レオーニなんですが、ピッタリとはまっていたなぁ。ハウス・キーパー役のパス・ヴェガはまるでペネロペ・クルスみたいな表情なんです。実はこの作品のチラシを見た時から、ペネロペ・クルスだと思っていて、始まってから違うと気付いたのです。いいお父さん役のアダム・サンドラーは、期待していた以上に演じていました。『パンチドランク・ラブ』の彼とよく似た感じかな。そして、風変わりなお母さん役を演じたティア・レオーニ、彼女、先日見たジム・キャリーと共演してたんだけれど、その路線(ちょっとコメディタッチの)で行くのかな。かなり頑張っているように思うんで。
娘の語りから始まるのですが、娘とお母さんは、メキシコからアメリカに移民してきた。娘が成長するにつれて、よりよい仕事を求めて、彼女は白人の裕福な家庭のハウス・キーパーとして働くことに。真面目で優しいお父さんと、ちょっと太り気味だけれど心優しい娘、息子、昔人気歌手だったおばあちゃん、そして、悪気はないんだけれど、行き過ぎた行動で波風立てるお母さんの家庭で働き始めるが、言葉が全く話せない。彼女は自分と違う世界で戸惑いながらもなじんでいく。そんな時に、彼女の娘も彼らのとこに住むことになって・・・・。
貧しいシングル・マザーのお母さんと裕福な家庭で好きなことをしているお母さん、普通なら話として成り立たないだろうが、ちょっと変わったお母さんなんで、上手く合うんだな。本当に悪気がない子供がそのまま大人になったみたいで、お母さん同士というよりも娘みたいな感じなんです。
パス・ヴェガ演じるお母さんが最後までいいお母さんなんで、この作品が暖かい作品として終わるもいい。親子ってことを考えさせられたなぁ。良い学校に通わせたら、いい人間に育つか?彼女はキッパリそれを否定する。娘が街中で、お母さんを罵っても黙っていた。しかし、娘がお母さんに「少し私と距離を置いて!」って言ったら、「あなたと私には距離はない!」って言うシーンは、ほんと良かった。彼女が信じることで娘ためならという愛情が伝わってくるものでした。この作品、私のような独身よりも、小さな子供がいる親に見てもらいたいなぁ。
主演は、パス・ヴェガ、アダム・サンドラー、ティア・レオーニなんですが、ピッタリとはまっていたなぁ。ハウス・キーパー役のパス・ヴェガはまるでペネロペ・クルスみたいな表情なんです。実はこの作品のチラシを見た時から、ペネロペ・クルスだと思っていて、始まってから違うと気付いたのです。いいお父さん役のアダム・サンドラーは、期待していた以上に演じていました。『パンチドランク・ラブ』の彼とよく似た感じかな。そして、風変わりなお母さん役を演じたティア・レオーニ、彼女、先日見たジム・キャリーと共演してたんだけれど、その路線(ちょっとコメディタッチの)で行くのかな。かなり頑張っているように思うんで。
娘の語りから始まるのですが、娘とお母さんは、メキシコからアメリカに移民してきた。娘が成長するにつれて、よりよい仕事を求めて、彼女は白人の裕福な家庭のハウス・キーパーとして働くことに。真面目で優しいお父さんと、ちょっと太り気味だけれど心優しい娘、息子、昔人気歌手だったおばあちゃん、そして、悪気はないんだけれど、行き過ぎた行動で波風立てるお母さんの家庭で働き始めるが、言葉が全く話せない。彼女は自分と違う世界で戸惑いながらもなじんでいく。そんな時に、彼女の娘も彼らのとこに住むことになって・・・・。
貧しいシングル・マザーのお母さんと裕福な家庭で好きなことをしているお母さん、普通なら話として成り立たないだろうが、ちょっと変わったお母さんなんで、上手く合うんだな。本当に悪気がない子供がそのまま大人になったみたいで、お母さん同士というよりも娘みたいな感じなんです。
パス・ヴェガ演じるお母さんが最後までいいお母さんなんで、この作品が暖かい作品として終わるもいい。親子ってことを考えさせられたなぁ。良い学校に通わせたら、いい人間に育つか?彼女はキッパリそれを否定する。娘が街中で、お母さんを罵っても黙っていた。しかし、娘がお母さんに「少し私と距離を置いて!」って言ったら、「あなたと私には距離はない!」って言うシーンは、ほんと良かった。彼女が信じることで娘ためならという愛情が伝わってくるものでした。この作品、私のような独身よりも、小さな子供がいる親に見てもらいたいなぁ。
by tandem-hachi
| 2006-01-24 21:33
| 映画