2005年 09月 19日
京都へ散歩・六波羅蜜寺・三十三間堂編 |
『ルーブル美術館展』だけで、京都に行くのも勿体無いと思い、お寺巡りも実行するに。ただ、夜勤明けから体調が戻っていない状態で、二度寝なんぞしたりして、寝過ごしてしまった。9時過ぎに家を出る予定だったのが、11時過ぎになってしまった。
阪急の河原町駅から京都市美術館のある岡崎公園まで歩くのも、少し無理している感じがあるが、初詣に訪れたこともある平安神宮行くときも歩いていたので、市バスや地下鉄を使う習慣がないのです。京都市美術館のアクセス紹介のところにも”徒歩”は紹介されていません。
しかし、体調が万全でもないのに、ちょっと無理したのか、京都市美術館に着く頃から、腹具合が悪く、着いたと同時にトイレに駆け込むという具合でした。2時過ぎに美術館を出て、お寺巡りをするつもりなんですが、今日の目的地は、六波羅蜜寺と三十三間堂です。予定より遅れているのでバスに乗って向かうのが得策だと思うのですが、”歩く”ことにこだわってしまいました。
三十三間堂の拝観時間が確か4時半だったので、他のところを見ている余裕はありません。とにかく歩き続けなければなりません。美術館から、ひたすら南に下っていくのですが、15分くらい歩いたところから、青蓮院、知恩院、そして円山公園。ここも素通りかと思いきや、公園内に坂本竜馬像があると知り、寄り道。
そばに八坂神社もあるんだけれど、そこも素通り、桜や紅葉の名所、高台寺も素通りです。ここらあたりから清水寺あたりは観光コースということで、お土産屋さんやお茶屋さんがあるんだけれど、とりつかれたように歩き続ける私には目に入りません。(というかさすがに1人では入りづらいです。)二年坂、産寧坂と、清水寺への観光コースを歩いたのにも関わらず、清水寺と逆に向かいます。清水寺くらいは立ち寄ってもいいかなと思っていたのですが、時間が厳しい。それもこれも寝過ごしたせいです。
1時間ほど歩き続けたかな。目的地、六波羅蜜寺にやっと着きました。今までのお寺と違って、いかにもお寺がありそうなところではなくて、住宅地域にある感じで、そんなに大きなところではありません。それなのに、訪れた理由は、『空也上人立像』、『平清盛坐像』があるからです。一応、受験は日本史専攻でしたんで、高校の時の日本史の資料集で見た記憶があるものだったからです。
宝物館に入ると、お寺の人が、「ここは、暑いので、団扇を使ってください」と。実は今日もほんとに暑くて、バテテました。これは正直助かりました。腹具合が悪いので、水分を取ってないのです。入るといきなり『空也上人立像』が。念仏を唱える口から六体の阿弥陀が現れたことを表現しているもので、資料集で見たものと同じだ。(当たり前!)『平清盛坐像』も、これこれって感じでした。見終わって、御礼を言って出ると、暑い中ここまで足を運んでありがとうございますという感じの言葉までして頂き、なんとも恐縮というか、気持ちがいいもんです。
ここから、三十三間堂へ向かうのですが、拝観時間に間に合うかなという感じになってきた。それでもバスを使わないというのは意地だな。秀吉を祀っているという豊国神社、京都国立博物館も素通りして、なんとか到着しました。もう敗残兵のような感じになって着いたところに、タクシーが次々入ってきます。みんな、タクシーで観光なんだなぁ。確かにそれが一番いい!観光が目的ならね。私は違う!目的が違う!(一体どんな目的なんだ?)
勧められていた三十三間堂なんで、期待して中に入ると、いきなり圧倒されてしまいました。千手観音像が、今まで観たことがないほど並んでいるではないですか!大きな観音堂の中の中央に巨大な千手観音像があるんだけれど、その左右に500体の千手観音像があるんです。合計1001体の観音像があるんですよ。それだけでも驚きなのに、その整然と並べられた観音像の前には、28体の仏像も凄いのなんの。四天王像や阿修羅像、金剛力士像など一体一体説明があるんだけれど、これを読むだけでも楽しい。仏像のオンパレードで、いろんな神様がいるもんです。堂内の両端には、これまた力強い雷神、風神像があるんです。もうお腹一杯です。ここは、訪れても間違いないです。
堂内は撮影禁止なんで、外から撮らせて頂きました。
そうそう、この三十三間堂には、どうも『友の会』なるものがあるみたいです。ポスターになんか書いてあったんだけれど、どうも、入会すれば、一年間拝観料が無料とかいろいろ特典があるみたいでした。
拝観は余裕だったけれど、体調がいい時に、もう一度ゆっくり、じっくり見たいところだなぁ。
阪急の河原町駅から京都市美術館のある岡崎公園まで歩くのも、少し無理している感じがあるが、初詣に訪れたこともある平安神宮行くときも歩いていたので、市バスや地下鉄を使う習慣がないのです。京都市美術館のアクセス紹介のところにも”徒歩”は紹介されていません。
しかし、体調が万全でもないのに、ちょっと無理したのか、京都市美術館に着く頃から、腹具合が悪く、着いたと同時にトイレに駆け込むという具合でした。2時過ぎに美術館を出て、お寺巡りをするつもりなんですが、今日の目的地は、六波羅蜜寺と三十三間堂です。予定より遅れているのでバスに乗って向かうのが得策だと思うのですが、”歩く”ことにこだわってしまいました。
三十三間堂の拝観時間が確か4時半だったので、他のところを見ている余裕はありません。とにかく歩き続けなければなりません。美術館から、ひたすら南に下っていくのですが、15分くらい歩いたところから、青蓮院、知恩院、そして円山公園。ここも素通りかと思いきや、公園内に坂本竜馬像があると知り、寄り道。
そばに八坂神社もあるんだけれど、そこも素通り、桜や紅葉の名所、高台寺も素通りです。ここらあたりから清水寺あたりは観光コースということで、お土産屋さんやお茶屋さんがあるんだけれど、とりつかれたように歩き続ける私には目に入りません。(というかさすがに1人では入りづらいです。)二年坂、産寧坂と、清水寺への観光コースを歩いたのにも関わらず、清水寺と逆に向かいます。清水寺くらいは立ち寄ってもいいかなと思っていたのですが、時間が厳しい。それもこれも寝過ごしたせいです。
1時間ほど歩き続けたかな。目的地、六波羅蜜寺にやっと着きました。今までのお寺と違って、いかにもお寺がありそうなところではなくて、住宅地域にある感じで、そんなに大きなところではありません。それなのに、訪れた理由は、『空也上人立像』、『平清盛坐像』があるからです。一応、受験は日本史専攻でしたんで、高校の時の日本史の資料集で見た記憶があるものだったからです。
宝物館に入ると、お寺の人が、「ここは、暑いので、団扇を使ってください」と。実は今日もほんとに暑くて、バテテました。これは正直助かりました。腹具合が悪いので、水分を取ってないのです。入るといきなり『空也上人立像』が。念仏を唱える口から六体の阿弥陀が現れたことを表現しているもので、資料集で見たものと同じだ。(当たり前!)『平清盛坐像』も、これこれって感じでした。見終わって、御礼を言って出ると、暑い中ここまで足を運んでありがとうございますという感じの言葉までして頂き、なんとも恐縮というか、気持ちがいいもんです。
ここから、三十三間堂へ向かうのですが、拝観時間に間に合うかなという感じになってきた。それでもバスを使わないというのは意地だな。秀吉を祀っているという豊国神社、京都国立博物館も素通りして、なんとか到着しました。もう敗残兵のような感じになって着いたところに、タクシーが次々入ってきます。みんな、タクシーで観光なんだなぁ。確かにそれが一番いい!観光が目的ならね。私は違う!目的が違う!(一体どんな目的なんだ?)
勧められていた三十三間堂なんで、期待して中に入ると、いきなり圧倒されてしまいました。千手観音像が、今まで観たことがないほど並んでいるではないですか!大きな観音堂の中の中央に巨大な千手観音像があるんだけれど、その左右に500体の千手観音像があるんです。合計1001体の観音像があるんですよ。それだけでも驚きなのに、その整然と並べられた観音像の前には、28体の仏像も凄いのなんの。四天王像や阿修羅像、金剛力士像など一体一体説明があるんだけれど、これを読むだけでも楽しい。仏像のオンパレードで、いろんな神様がいるもんです。堂内の両端には、これまた力強い雷神、風神像があるんです。もうお腹一杯です。ここは、訪れても間違いないです。
堂内は撮影禁止なんで、外から撮らせて頂きました。
そうそう、この三十三間堂には、どうも『友の会』なるものがあるみたいです。ポスターになんか書いてあったんだけれど、どうも、入会すれば、一年間拝観料が無料とかいろいろ特典があるみたいでした。
拝観は余裕だったけれど、体調がいい時に、もう一度ゆっくり、じっくり見たいところだなぁ。
by tandem-hachi
| 2005-09-19 23:20
| 旅行