2005年 03月 24日
22.『陽のあたる場所から』 |
心を閉ざし、言葉を発しなくなった女性患者の担当となった研修中の精神科医。医師は、自らの方法で彼女の心を開こうとする。心が開きかけたかもと、そんな矢先に、彼女は、アイスランドの家族の元へ帰される。医師は、自分じゃないと彼女を救えないと信じ、彼女のところへ訪れるが・・・・。
医者と患者の関わり合いですが、医師の熱意もわかるけれど、彼女の家族の気持ちもわかる。この場合は、彼女が新人だということもあるだろうが、人を治療することによって、何か自分の心も満たしていくようになっているように見えました。彼女の幸せは、自分じゃなきゃダメだと思うのだけれど、それは医師自身の幸せだったのかも。ただ、それが行き過ぎてしまった感じ。
アイスランドに戻った患者が、医師の目から幸せのように思えなかったが、現地で以前から見守る医師は、家族でいるのが幸せなんだという判断をします。それが本当に患者の幸せかどうか私にはわかりませんでした。医師のように治療できるかもしれないということに可能性をかけるか、患者を見守る家族に委ねるかなんてね。でも、二つとも患者のことを思っているのではないかと思う。
どんよりとした場面ばかりでのシーンだったが、題名に通ずるとこなんだろうけれど、女性患者と精神科医が、家の外で、陽に当たる場面が、ちょっと素敵なシーンでした。
医者と患者の関わり合いですが、医師の熱意もわかるけれど、彼女の家族の気持ちもわかる。この場合は、彼女が新人だということもあるだろうが、人を治療することによって、何か自分の心も満たしていくようになっているように見えました。彼女の幸せは、自分じゃなきゃダメだと思うのだけれど、それは医師自身の幸せだったのかも。ただ、それが行き過ぎてしまった感じ。
アイスランドに戻った患者が、医師の目から幸せのように思えなかったが、現地で以前から見守る医師は、家族でいるのが幸せなんだという判断をします。それが本当に患者の幸せかどうか私にはわかりませんでした。医師のように治療できるかもしれないということに可能性をかけるか、患者を見守る家族に委ねるかなんてね。でも、二つとも患者のことを思っているのではないかと思う。
どんよりとした場面ばかりでのシーンだったが、題名に通ずるとこなんだろうけれど、女性患者と精神科医が、家の外で、陽に当たる場面が、ちょっと素敵なシーンでした。
by tandem-hachi
| 2005-03-24 23:16
| 映画