2006年 11月 26日
62.『薬指の標本』 |
原作が小川洋子さんで、製作がフランス。ディアーヌ・ベルトラン監督の作品。
原作を読んでいないのですが、どうなんでしょう?雰囲気は合っているのでしょうか?
工場で薬指を切る事故起こした女性が、標本室の事務員で働くことになる。標本室は、自分の傍に置いておけないが、捨てられないものを標本にしたい人々がやってくる場所。もの静かな標本技工士から、赤い靴を履くように言われ、、彼女も受け入れる。一家を火事で失った少女は、自分の火傷を標本にして欲しいと頼み、少女は技工士と地下室の中に入っていく。彼女も自分の失くした薬指を標本して欲しいと地下室へ・・・・。
謎の標本室を舞台に淡々と進んでいくが、愛を描いた作品でありながら、なんかある意味でのホラー映画だ。最後は薬指の標本というより、彼のために標本になってしまうの?しかし、その地下室を描かないことでホラー映画じゃないんだな。技工士の地下室の”標本”を見せないことで、謎めいた場所ということで、この作品の世界そのものを現せてますもんね。
原作を読んでいないのですが、どうなんでしょう?雰囲気は合っているのでしょうか?
工場で薬指を切る事故起こした女性が、標本室の事務員で働くことになる。標本室は、自分の傍に置いておけないが、捨てられないものを標本にしたい人々がやってくる場所。もの静かな標本技工士から、赤い靴を履くように言われ、、彼女も受け入れる。一家を火事で失った少女は、自分の火傷を標本にして欲しいと頼み、少女は技工士と地下室の中に入っていく。彼女も自分の失くした薬指を標本して欲しいと地下室へ・・・・。
謎の標本室を舞台に淡々と進んでいくが、愛を描いた作品でありながら、なんかある意味でのホラー映画だ。最後は薬指の標本というより、彼のために標本になってしまうの?しかし、その地下室を描かないことでホラー映画じゃないんだな。技工士の地下室の”標本”を見せないことで、謎めいた場所ということで、この作品の世界そのものを現せてますもんね。
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by tandem-hachi
| 2006-11-26 19:36
| 映画