2007年 05月 14日
”奈良を歩こう” その1 |
世間のGWが終わってから、やっと休み。久しぶりの3連休で、散歩がてらに京都か奈良でも行ってみるかと思ったんだけれど、特に希望するとこもなし。宇治の平等院か奈良の薬師寺くらいなんだけれど、どうかな。とりあえず、興福寺と薬師寺はまだ行ったことがないので、奈良市内にでも行けばなんとかなるか。
またもガイドブック無しの行き当たりばったりなんで、JRの駅に”奈良を歩こう”というパンフ(前は、奈良を習おうってパンフが置いてあったなぁ)があったので、これを電車の中でルートを考えてみました。興福寺と薬師寺は離れた場所にあるので、そのパンフのルートは別ルートとなっていますので、とりあえず見所を絞って、興福寺から攻めて薬師寺で終えるのを目標にしました。東大寺、春日大社は何度も行ってるので、ここを組み込むかは迷いました。経験上時間が掛かるのが見えてます。
JR奈良駅から出て三条通をずっと西の方へ歩いて行くと、猿沢池があるはず。猿沢池までは、ごく普通の土産物屋さんや映画館がある繁華街って感じでしたが、たくさんの亀が出迎えてくれる猿沢池に着くと、奈良に来たって感じになります。興福寺の五重塔も見えてきますからね。
最初は、興福寺へ直行する予定でしたが、この辺りから南の地区がならまちと言われる地域でよくガイドブックに紹介されているとこなんで、どうせならとそっちに足を進めることに。古い町並みということらしいが、京都の町と比べて、ちょっと寂しいかなって感じ。お店も思っていたより少なくて、パンフに紹介されているお店くらいしかないの?ってくらいなのですが、それはそれでいいのかもしれません。まだ”観光地化”されていない雰囲気が残っているようで、あくまで地元の人たちが生活をしている場所のようで。
ならまち格子の家に向かって歩いている途中に見つけたものなんですが、厄除けのお守りで、”身代わり猿”と呼ばれるものです。赤いのが体で手足を上に結ばれているような姿みたいです。ならまち格子の家は、伝統的な町家を再現したものを無料で見学できるように開放しているところです。ちょうど写真系の学校の生徒がいっぱい来てて、ごった返しているので、さっと見学を済ませて、このならまちにある元興寺に向かうことにしました。なんせ、ここは世界遺産なんですから。私も知っている石見銀山が世界遺産の登録が延期になったくらいなのに、このならまちには世界遺産である元興寺がさりげなくあるのですから驚きです。私が着いた時にも数人しか訪れていないくらいです。後ほど向かう興福寺とはえらい違いです。
この元興寺、元は蘇我馬子によって建立された日本最古のお寺、法興寺(飛鳥寺)で、平城京への遷都の際に移築されたお寺だそうです。さすが、奈良時代のお寺だ。歴史上の登場人物も蘇我馬子ですよ。なんかさらに古いって感じがしませんか?本当に実在してたの?って思うくらいです。屋根瓦も古くて、現存するのも一部なんですが、日本最初の瓦もこの元興寺にあるんです。恐るべし奈良。さりげなくあるお寺にして、かなりのものをお持ちである。
”奈良を歩こう” その2へ続く
またもガイドブック無しの行き当たりばったりなんで、JRの駅に”奈良を歩こう”というパンフ(前は、奈良を習おうってパンフが置いてあったなぁ)があったので、これを電車の中でルートを考えてみました。興福寺と薬師寺は離れた場所にあるので、そのパンフのルートは別ルートとなっていますので、とりあえず見所を絞って、興福寺から攻めて薬師寺で終えるのを目標にしました。東大寺、春日大社は何度も行ってるので、ここを組み込むかは迷いました。経験上時間が掛かるのが見えてます。
JR奈良駅から出て三条通をずっと西の方へ歩いて行くと、猿沢池があるはず。猿沢池までは、ごく普通の土産物屋さんや映画館がある繁華街って感じでしたが、たくさんの亀が出迎えてくれる猿沢池に着くと、奈良に来たって感じになります。興福寺の五重塔も見えてきますからね。
最初は、興福寺へ直行する予定でしたが、この辺りから南の地区がならまちと言われる地域でよくガイドブックに紹介されているとこなんで、どうせならとそっちに足を進めることに。古い町並みということらしいが、京都の町と比べて、ちょっと寂しいかなって感じ。お店も思っていたより少なくて、パンフに紹介されているお店くらいしかないの?ってくらいなのですが、それはそれでいいのかもしれません。まだ”観光地化”されていない雰囲気が残っているようで、あくまで地元の人たちが生活をしている場所のようで。
ならまち格子の家に向かって歩いている途中に見つけたものなんですが、厄除けのお守りで、”身代わり猿”と呼ばれるものです。赤いのが体で手足を上に結ばれているような姿みたいです。ならまち格子の家は、伝統的な町家を再現したものを無料で見学できるように開放しているところです。ちょうど写真系の学校の生徒がいっぱい来てて、ごった返しているので、さっと見学を済ませて、このならまちにある元興寺に向かうことにしました。なんせ、ここは世界遺産なんですから。私も知っている石見銀山が世界遺産の登録が延期になったくらいなのに、このならまちには世界遺産である元興寺がさりげなくあるのですから驚きです。私が着いた時にも数人しか訪れていないくらいです。後ほど向かう興福寺とはえらい違いです。
この元興寺、元は蘇我馬子によって建立された日本最古のお寺、法興寺(飛鳥寺)で、平城京への遷都の際に移築されたお寺だそうです。さすが、奈良時代のお寺だ。歴史上の登場人物も蘇我馬子ですよ。なんかさらに古いって感じがしませんか?本当に実在してたの?って思うくらいです。屋根瓦も古くて、現存するのも一部なんですが、日本最初の瓦もこの元興寺にあるんです。恐るべし奈良。さりげなくあるお寺にして、かなりのものをお持ちである。
”奈良を歩こう” その2へ続く
by tandem-hachi
| 2007-05-14 21:13
| 旅行