2004年 01月 26日
『シービスケット』 |
今年一番早く観たかった作品、それが『シービスケット』です。競走馬の話で、感動ものらしいという予告編が流れていて、どんな感じのものか早く見たかった。昨年、牧場巡りをしたこともあって、裏の世界にも興味あった。この映画では、騎手だけでなく、調教師、オーナーたちを描いているんだと。
内容は、誰かに雇われているわけでもない時代遅れのカウボーイ気質の調教師、お金があるが息子を亡くし、消沈した富豪、不況によって家を失った親に才能があるからと騎手の道へ歩んだ喧嘩っ早い騎手が、「シービスケット」と出会って、新しい人生を見出すって感じのストーリーで、たぶん競馬なんて、馬なんて興味を持たない人には、薄っぺらいストーリーにしか見えないかもしれない。だけど、私は感動できた。今までにも競馬の映画があっただろうが、この映画、人間ドラマだけでなく、競馬のシーンがとても上手く描いていたと思う。迫力がある映像で、実際に騎乗している感じなんかも伝わっていた。
前にも書いたのですが、コピペです→”競馬は、ギャンブルとアッサリ、バッサリ切られるかもしれませんが、スポーツでもあり、ロマンでもあります。ただ単に賭け事の一つとして割り切る方もいるし、馬に乗る側から見れば、スポーツそのものでもある。ロマンというのは、最初は単なる馬に、妙な愛着が湧いてきて、ついに勝とうが負けようが、彼らを応援したくなるのです。そして、その馬が引退して、その馬の子が出てきて、その血が引き継がれていくのです。だから、「あの馬、あいつの子供かぁ」なんて思うことがあるのです。”←ここまで。
まぁ、この映画を見た方は、ギャンブルの世界を感じ得なかったと思う。シービスケットを応援する人たちの姿、勝った時の姿は、「馬券が当たったから喜んでる」んだなと思った方はいないはず。本当に愛着が湧くとああいう応援になるんです。実際、競馬場に行った方は、知っていると思いますが、大きなレースになると、馬券に勝った人も負けた人も、その勝った馬にコールや拍手をしたりするんです。映画に似た雰囲気だと思ってください。ただ、まだ、ギャンブルそのままって人たちもいますけれどね。
それに、思い浮かぶのが、オグリキャップのことです。昨年の牧場巡りでも彼を見てきましたが、彼のドラマが、このシービスケットのドラマとかぶりました。シービスケットは血統では評価が低い。この世界では血統というものがほんと一番重要視されるんです。競馬新聞に書いてあるのは、もちろん予想なんですが、その馬の前走の成績とかも載っているのですが、その馬の父、母、さらに、母の父といったことまで書かれています。それほど重要にされているのです。そのシービスケット同様、日本のオグリキャップもドラマがありました。詳しくは、こちらも前にも書きましたので、こちらを見てください。私が一番競馬にはまっていた頃なんで、多分同世代の人たちは共感できると思います。
その血統のことなんですが、公式HP(サイト内のシービスケット・ストーリーというところです)にも書いてありますが、シービスケットは名馬の血統ではない。現役時代にいい成績残して、その血も次へ継がれるかと言えばそうでもないんです。一握りの競走馬の牡馬は、種牡馬(しゅぼば)、要はタネウマとして、余生を過ごす。だが、いい血統じゃないと、たとえいい成績を残しても、血統のいい馬の方をより選択するのです。この『シービスケット』にも出てきたライバル、ウォーアドミラルは良血なんで、実際彼の子供たちが活躍して、その血が次へと受け継がれている。シービスケットと同じように、オグリキャップもあまり種付けされず、オグリキャップを応援しているサイトの方は、彼の血が受け継がれるようにと、一口馬主みたいなもので呼びかけたりしています。
公式HPに、”ロング・ジャーニー”があるのですが、映画を観た方は見てみるといいかも。これは見る前に見ちゃダメだな。映画は本当の物語をベースにしたということですが、、かなり脚色しているようで、この映画のその後なんかも教えてくれます。なるほど、だからここで止めたんだね。
ここまで読んでくれた方には、ここまで書いておきながら申し訳ないのですが、あくまでも私の思い入れも入っていますので、この映画に過大な期待はしないでくださいね。
内容は、誰かに雇われているわけでもない時代遅れのカウボーイ気質の調教師、お金があるが息子を亡くし、消沈した富豪、不況によって家を失った親に才能があるからと騎手の道へ歩んだ喧嘩っ早い騎手が、「シービスケット」と出会って、新しい人生を見出すって感じのストーリーで、たぶん競馬なんて、馬なんて興味を持たない人には、薄っぺらいストーリーにしか見えないかもしれない。だけど、私は感動できた。今までにも競馬の映画があっただろうが、この映画、人間ドラマだけでなく、競馬のシーンがとても上手く描いていたと思う。迫力がある映像で、実際に騎乗している感じなんかも伝わっていた。
前にも書いたのですが、コピペです→”競馬は、ギャンブルとアッサリ、バッサリ切られるかもしれませんが、スポーツでもあり、ロマンでもあります。ただ単に賭け事の一つとして割り切る方もいるし、馬に乗る側から見れば、スポーツそのものでもある。ロマンというのは、最初は単なる馬に、妙な愛着が湧いてきて、ついに勝とうが負けようが、彼らを応援したくなるのです。そして、その馬が引退して、その馬の子が出てきて、その血が引き継がれていくのです。だから、「あの馬、あいつの子供かぁ」なんて思うことがあるのです。”←ここまで。
まぁ、この映画を見た方は、ギャンブルの世界を感じ得なかったと思う。シービスケットを応援する人たちの姿、勝った時の姿は、「馬券が当たったから喜んでる」んだなと思った方はいないはず。本当に愛着が湧くとああいう応援になるんです。実際、競馬場に行った方は、知っていると思いますが、大きなレースになると、馬券に勝った人も負けた人も、その勝った馬にコールや拍手をしたりするんです。映画に似た雰囲気だと思ってください。ただ、まだ、ギャンブルそのままって人たちもいますけれどね。
それに、思い浮かぶのが、オグリキャップのことです。昨年の牧場巡りでも彼を見てきましたが、彼のドラマが、このシービスケットのドラマとかぶりました。シービスケットは血統では評価が低い。この世界では血統というものがほんと一番重要視されるんです。競馬新聞に書いてあるのは、もちろん予想なんですが、その馬の前走の成績とかも載っているのですが、その馬の父、母、さらに、母の父といったことまで書かれています。それほど重要にされているのです。そのシービスケット同様、日本のオグリキャップもドラマがありました。詳しくは、こちらも前にも書きましたので、こちらを見てください。私が一番競馬にはまっていた頃なんで、多分同世代の人たちは共感できると思います。
その血統のことなんですが、公式HP(サイト内のシービスケット・ストーリーというところです)にも書いてありますが、シービスケットは名馬の血統ではない。現役時代にいい成績残して、その血も次へ継がれるかと言えばそうでもないんです。一握りの競走馬の牡馬は、種牡馬(しゅぼば)、要はタネウマとして、余生を過ごす。だが、いい血統じゃないと、たとえいい成績を残しても、血統のいい馬の方をより選択するのです。この『シービスケット』にも出てきたライバル、ウォーアドミラルは良血なんで、実際彼の子供たちが活躍して、その血が次へと受け継がれている。シービスケットと同じように、オグリキャップもあまり種付けされず、オグリキャップを応援しているサイトの方は、彼の血が受け継がれるようにと、一口馬主みたいなもので呼びかけたりしています。
公式HPに、”ロング・ジャーニー”があるのですが、映画を観た方は見てみるといいかも。これは見る前に見ちゃダメだな。映画は本当の物語をベースにしたということですが、、かなり脚色しているようで、この映画のその後なんかも教えてくれます。なるほど、だからここで止めたんだね。
ここまで読んでくれた方には、ここまで書いておきながら申し訳ないのですが、あくまでも私の思い入れも入っていますので、この映画に過大な期待はしないでくださいね。
by tandem-hachi
| 2004-01-26 11:38
| 映画