2004年 08月 24日
始めは後悔しておりました |
22/06/2004
いよいよ、ユーロ2004観戦の旅の始まりなんですが、正直なところ全然準備というか、下調べが進んでいないところでした。もちろん、服とか必需品とかは、準備しているんだけれど、現地に着いてからどうするかとか、ポルトガル語で、最低限必要なフレーズとか全く予習無しで、飛行機の中で勉強するしかなかった。
機内は、個人テレビが付く機種で、12時間の飛行も退屈知らずです。映画もゲームもあるし。ただ、『ペイチェック』は観たことがあるし、他のもあまり興味が湧かない作品だった。ただ、行きも帰りも上映されていた『アロング・ケイム・ポーリー』みたいなくだらないコメディーがいいのです。ベン・スティラー、ジェニファー・アニストン、フィリップ・シーモア・ホフマンですからね。特にベン・スティラーとフィリップ・シーモア・ホフマンのコンビの会話には静かな機内でニヤニヤしてしまった。ほんと息抜きの映画です。
最近、エコノミークラスのサービスってほんと質素になってきた感じなんだけれど(前はそんなに良かった?って言われると辛いんだけれど)、今回乗ったエールフランス、ちょっと前までスチュワーデスとか言われてた客室乗務員、選ばれた人たちみたいだったけれど、今回乗ってつくづく実感した、その選ばれた客室乗務員ってただの配膳係なの?って思った。だって、ほんとにほんと、パリ行きなんて、ご飯と飲み物を出した3回くらいしか姿見かけなかった。ほんと離陸後と到着前にしか姿を見かけなかった。多分8時間以上一人も姿を見なかった空白の時間があったと思う。まぁ、”エコノミー”だけでしょうが。
そんな12時間の旅も終わり、ポルトガルへ残り2時間半となりました。シャルル・ド・ゴール空港のリスボン行きのゲートでは、奇妙な出来事が。そこは、まるで日本行きの便のように、日本人だらけになっていました。この時期に観光でリスボンを訪れる人はいないであろう。ホテルの予約も大変だし、ツアーも受け付けないであろうしね。そうです。ユーロ2004の観戦の金持ち日本人が溢れているのです。私のような一人で遠征する人がガイドブック片手に何か格闘していたり(要は時間つぶしだな)、、カップルやグループが試合のことを話していたりして、パリからリスボンに向かうフランス人にとって不思議な光景だった違いない。
疲れていると一瞬で2時間半は過ぎるものですが、今回は異常に長く感じた。なかなか着かないと思った。疲れているのに不安で一杯だったからかもしれない。到着は21時というのに、まだリスボンは陽が落ちていなかった。ただ、とうとう来ちまったと少し後悔した。これは正直な気持ちでした。ここんとこ忙しくて、仕事に疲れていたので、全然現地での計画も立てていなかったしね。旅行に行くぞって感じじゃなかったし、サッカー観戦を重きにする旅行もどうかというのも。でも、ここまで来たんだから、仕方がない。
相変わらず、パリ同様、スタンプも押してくれない入国審査(正確にはパリで終えているので何もないのは当然なんですけれどね。)を終えてもすぐに向かったのは、案内所である。到着ロビーは、ユーロ2004の雰囲気を味わえるところになっている。観戦チケットを送ってきた封筒の中に入っている小冊子を無料で配っていたりするしね。もうこの時間には空港バスがないし、タクシーでホテルまで向かうのだけれど、ぼられるのがイヤなんで、案内所のタクシー・バウチャーを利用することにしたのです。16ユーロくらいで、かなり高いですが、前払いだし、案内所の方がタクシーを優先的に案内してくれるし、ナンバーをキッチリ控えてくれるし、行き先の指示もちゃんと指示してくれるので、至れり尽くせりである。ただ、3日間滞在した後に、考えてみれば、これが16ユーロというのはちょっと高いんじゃないでしょうか?
ホテルにチェックインが終わり、家を出てから、24時間後にしてやっと横になれるのでした。横になりながら、イタリア敗退のニュース、イングランド・サポが刺殺されるニュース、ポルトガルのチケットを買うために徹夜で並んでいるニュースを見ながら、うとうと寝てしまった。
P.S.今、ポルトガルで一番流れているであろう音楽を紹介します。スタジアムで流れると手拍子が起き、ノリがいいネリー・ファータドの『フォルサ』です。ユーロ2004の公式ソングだそうです。こちらで視聴できます。PVはスタジアムで上映されていたものと同じみたい。
いよいよ、ユーロ2004観戦の旅の始まりなんですが、正直なところ全然準備というか、下調べが進んでいないところでした。もちろん、服とか必需品とかは、準備しているんだけれど、現地に着いてからどうするかとか、ポルトガル語で、最低限必要なフレーズとか全く予習無しで、飛行機の中で勉強するしかなかった。
機内は、個人テレビが付く機種で、12時間の飛行も退屈知らずです。映画もゲームもあるし。ただ、『ペイチェック』は観たことがあるし、他のもあまり興味が湧かない作品だった。ただ、行きも帰りも上映されていた『アロング・ケイム・ポーリー』みたいなくだらないコメディーがいいのです。ベン・スティラー、ジェニファー・アニストン、フィリップ・シーモア・ホフマンですからね。特にベン・スティラーとフィリップ・シーモア・ホフマンのコンビの会話には静かな機内でニヤニヤしてしまった。ほんと息抜きの映画です。
最近、エコノミークラスのサービスってほんと質素になってきた感じなんだけれど(前はそんなに良かった?って言われると辛いんだけれど)、今回乗ったエールフランス、ちょっと前までスチュワーデスとか言われてた客室乗務員、選ばれた人たちみたいだったけれど、今回乗ってつくづく実感した、その選ばれた客室乗務員ってただの配膳係なの?って思った。だって、ほんとにほんと、パリ行きなんて、ご飯と飲み物を出した3回くらいしか姿見かけなかった。ほんと離陸後と到着前にしか姿を見かけなかった。多分8時間以上一人も姿を見なかった空白の時間があったと思う。まぁ、”エコノミー”だけでしょうが。
そんな12時間の旅も終わり、ポルトガルへ残り2時間半となりました。シャルル・ド・ゴール空港のリスボン行きのゲートでは、奇妙な出来事が。そこは、まるで日本行きの便のように、日本人だらけになっていました。この時期に観光でリスボンを訪れる人はいないであろう。ホテルの予約も大変だし、ツアーも受け付けないであろうしね。そうです。ユーロ2004の観戦の金持ち日本人が溢れているのです。私のような一人で遠征する人がガイドブック片手に何か格闘していたり(要は時間つぶしだな)、、カップルやグループが試合のことを話していたりして、パリからリスボンに向かうフランス人にとって不思議な光景だった違いない。
疲れていると一瞬で2時間半は過ぎるものですが、今回は異常に長く感じた。なかなか着かないと思った。疲れているのに不安で一杯だったからかもしれない。到着は21時というのに、まだリスボンは陽が落ちていなかった。ただ、とうとう来ちまったと少し後悔した。これは正直な気持ちでした。ここんとこ忙しくて、仕事に疲れていたので、全然現地での計画も立てていなかったしね。旅行に行くぞって感じじゃなかったし、サッカー観戦を重きにする旅行もどうかというのも。でも、ここまで来たんだから、仕方がない。
相変わらず、パリ同様、スタンプも押してくれない入国審査(正確にはパリで終えているので何もないのは当然なんですけれどね。)を終えてもすぐに向かったのは、案内所である。到着ロビーは、ユーロ2004の雰囲気を味わえるところになっている。観戦チケットを送ってきた封筒の中に入っている小冊子を無料で配っていたりするしね。もうこの時間には空港バスがないし、タクシーでホテルまで向かうのだけれど、ぼられるのがイヤなんで、案内所のタクシー・バウチャーを利用することにしたのです。16ユーロくらいで、かなり高いですが、前払いだし、案内所の方がタクシーを優先的に案内してくれるし、ナンバーをキッチリ控えてくれるし、行き先の指示もちゃんと指示してくれるので、至れり尽くせりである。ただ、3日間滞在した後に、考えてみれば、これが16ユーロというのはちょっと高いんじゃないでしょうか?
ホテルにチェックインが終わり、家を出てから、24時間後にしてやっと横になれるのでした。横になりながら、イタリア敗退のニュース、イングランド・サポが刺殺されるニュース、ポルトガルのチケットを買うために徹夜で並んでいるニュースを見ながら、うとうと寝てしまった。
P.S.今、ポルトガルで一番流れているであろう音楽を紹介します。スタジアムで流れると手拍子が起き、ノリがいいネリー・ファータドの『フォルサ』です。ユーロ2004の公式ソングだそうです。こちらで視聴できます。PVはスタジアムで上映されていたものと同じみたい。
by tandem-hachi
| 2004-08-24 00:06
| サッカー